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赤ちゃんの泣き方によって親のストレスに差があるか

赤ちゃんの泣きは親にとってストレスや産後うつの原因になりますが、具体的に赤ちゃんの泣きのどういった要素がストレスなのか詳しい調査はあまりされてきませんでした。そこで生後5週の赤ちゃんのいる親を対象に、赤ちゃんの泣きを「ぐずり」「泣き」「なだめても止まらない泣き」に分けて、またそれぞれについて「1日の合計時間」「1日の回数」「落ち着くまでに一番長かった時間」を、日記形式で記録してもらいました。調査はカナダのバンクーバー市(対象約1000人)とアメリカのシアトル市(対象約1800人)で行いました。その結果、どちらの市でも「なだめても止まらない泣き」が落ち着くまでの時間が長いほど、親のストレスが大きいことが分かりました。また、「なだめても止まらない泣き」の回数、「泣き」と「ぐずり」の合計時間も親にストレスを与えていることが分かりました。



Fujiwara T, Barr RG, Brant R, Barr M. Infant distress at five weeks of age and caregiver frustration. J Pediatr (IF2011=4.115). 2011;159:425-30.