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主訴が身体症状か精神症状かで代理によるミュンヒハウゼン症候群の特徴は異なるか? 日本における21例の研究

代理によるミュンヒハウゼン症候群(Munchausen Syndrome by Proxy, MSBP)は、その主訴が身体症状メインか(下痢など)、精神症状がメインかで異なる可能性があります。実際に、ミュンヒハウゼン症候群では身体症状がメインか、精神症状がメインかでDSD-IVの診断コードは異なります。本研究ではその点を調べました。

 

その結果、身体症状がメインのMSBPの場合、ねつ造タイプが多く、精神症状がメインのMSBPでは模倣タイプが多くみられました。また、身体症状がメインの場合は生命にかかわる状況により陥っていることがわかりました。

 

Fujiwara T, Okuyama M, Kasahara M, Nakamura A. Differences of Munchausen Syndrome by Proxy by predominant symptoms in Japan. Pediatr Int 2008;50:537-40.

この論文について

■ 日本小児科学会雑誌の英語版であるPaediatrics Internationalに掲載されました。