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2歳未満児の虐待による頭部外傷の診断基準に関する研究

乳幼児揺さぶられ症候群、あるいは最近ではメカニズムをより一般化するため虐待による頭部外傷と表現することもありますが、この虐待による頭部外傷に関する明確な診断基準はこれまで示されてきませんでした。

 

そこで、これまでの報告をもとに独自に診断基準を作成し、国立成育医療センターで頭部外傷及び頭蓋内病変を疑い頭部CTを施行した全症例(260例)について適用し、後方視的に診断しました。そしてその結果を実際に児童相談所に通告したかどうかと比較しました。

 

その結果、本診断基準と児童相談所との連携に関する一致率は86.5%で、本診断基準の妥当性が確認されました。

藤原武男、奥山眞紀子、松本務、有瀧健太郎、余谷暢之、宮坂実木子、仁科幸子. 2歳未満児の虐待による頭部外傷の診断基準の提案.日本小児科学会雑誌 2008112(4)704-712.