ホームコラム > イスラエルの子育て

お悩み聞かせて下さい(子育て質問箱)

おやこはいま

藤原武男の研究室

コラム

イスラエルの子育て (2012年07月18日)

☆をクリックすると記事に投票できます。

145

1年の沈黙を破り「おやこの医学」を再始動します。このサイトを構築した当初以上に子どもの問題、親子関係の問題がクローズアップされてきていること、そしてその解決のために研究をすすめていかねばならないこと、さらにその成果を還元し、みなさまからのフィードバックをもとに更なる研究をすすめていく必要があること、などがその動機です。まずはコラムをどんどん書いていって、みなさまとのコミュニケーションを進めたいと思います。

 

さて、先日、研究の打ち合わせでイスラエルに行ってきました。なぜイスラエルかというと、親子関係の研究で世界の最先端をいく先生がテルアビブのバル-イラン大学にいらっしゃるからです。その研究内容についてはまたいつか書きたいと思いますが、イスラエルという日本とは真逆の世界の子育てはとてもパワフルでした。

 

例えば、研究の打ち合わせの中で大学院生がプレゼンをしてくれたのですが、なんと乳飲み子を抱えながらのプレゼン。そんなことは日本の大学ではなかなか許されないでしょう。しかもその研究内容も超一流。そしておそらく、女性にもある兵役義務を終えて大学院にきていると思いますので、どれだけエネルギーあるんだ!という感じです。私がお世話になった先生も子ども5人を育てながら、Yale大学で博士号をとり、こちらで教授として活躍されています。しかも46歳、一番上のお子さんは26歳、一番下が16歳。これからもバンバンいい論文が生み出される感じの、とてもアクティブなラボでした。

 

イスラエルは避妊ができないので、子どもの数は5人が普通だそうです。そして子育てが本当にしやすい環境だ、と言っていました。育児休暇も楽にとれるのでしょう。テロなどの脅威の中での子育てではありますが、なぜか楽しそうに子連れで町を歩いている。そんな不思議な町でした。

 

イスラエルはとにかく女性が強い国だそうです。大統領も奥さんから電話がかかってきたらどんなに大事な会議中でも急いで帰宅するとか。21世紀は女性の世紀と言われますが、女性と子どもが大事にされている国、イスラエルはその意味で最先端かもしれません。日本が見習うべき点、多々あるように感じました。


医学博士 藤原武男

トラックバックURL
コメント
名前
コメント