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被災された乳幼児への予防接種と乳幼児健診 (2011年05月19日)

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東北関東大震災の発生から早くも2カ月が経ちました。さまざまな種類の被害が報道され、復興には長い年月がかかりそうですね。大人たちも努力していきますが、これから育っていく子どもたちが、この大災害の復興を引き継いで、また新しい日本が生まれるようにも感じています。

 

その中で、小さな子どもたち、いわゆる乳幼児を守る小児保健のお話をしたいと思います。身近なものでは、予防接種・乳幼児健診があります。この2点に関しては現在の日本では、予防接種法および母子保健法に基づき、市町村によってサービスが提供されています。各自治体により多少の特徴はありますが、全国一律に最低限の母子保健サービスが保障されています。

 

今回の震災においては、314日付けで厚生労働省雇用均等・児童家庭局母子保健課から通達が出されています。

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これによると、被災された妊産婦及び乳幼児に対する母子保健サービスは申し出があった場合には、避難先の自治体で適切に受けられるよう配慮をするとなっています。保険証や乳幼児医療証がなくても医療費の心配をしなくてもいいようです。各自治体で対応が多少異なると思いますので、詳しくはお住まいの地域でご確認ください。

 

小児医療に携わるものとしては、この母子保健・小児保健に関する体制が復興支援の中でも認識されていくことを願います。ご家族にとっても、わが子の成長を感じることで心が安らぎ、未来や希望を感じることにもつながるのではないでしょうか。

 

(文責:堀川美和子)

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