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お悩み聞かせて下さい(子育て質問箱)

おやこはいま

藤原武男の研究室

このサイトについて

親子という強い繋がりのなかで、その「関係性」に変化が起こった時、
親子の「心や体」そのものには、どんな変化が起こるのでしょうか?

これまでの研究で、親と子の"間にあるもの"が、子どもの成長にどんな影響があるのか、親の健康に
どんな影響があるのか、など様々なことがわかってきました。
"間にあるもの"、といっても、それは関わり方かもしれないし、食べ物かもしれないし、地域社会かも
しれないですし、いろいろです。この観点からこれまで様々な研究がなされてきましたが、
大事な研究成果が見過ごされ、またあまり確かでない結果が過大評価され、育児に関心のある親を
振り回しています。

なんとかそこを整理したい。

そんな思いで、このややこしい親子の"間にあるもの"の健康影響を「おやこの医学」と名づけ、
分りにくい研究結果をできるだけわかりやすく子育て真っ最中の方々にお届けしたいと思い、
サイトを立ち上げました。

わたしは疫学者です。予防医学といった方がわかりやすいかもしれません。
一人ひとりの患者さんをみるのではなく、集団としてみることで、どんなことをすると(しないと)病気に
ならないようにできるのか、という研究をするのが仕事です。
ですから、ずっと子どもをみてきたという小児科医でもなければ、学校の先生でもなければ、
保育士さんでもありません。
でも、だからこそ客観的データに基づいて評価できると思っています。

そうは言っても、実際の事例に勝るものはありません。
ですから、このサイトを通じて、みなさんの赤裸々な子育ての現実を教えていただきたいとも思っています。
それがヒントになって、なにかの疾患を予防する糸口が見えてくるかもしれません。

そんな、双方向で「おやこの医学」を作っていくサイトにしたいと思っています。

藤原 武男

プロフィール

2000年に東京医科歯科大学医学部を卒業し、2004年、同大学大学院にて医学博士号を取得。


その後、国立成育医療センターこころの診療部で児童虐待の研究に携わる。さらにハーバード大学公衆衛生大学院にて社会疫学、ライフコース疫学の手法を学び、公衆衛生学修士号(Master of Public Health)を取得。
そしてカナダのブリティッシュ・コロンビア大学小児科へポストドクトラル・フェロー(博士研究員)として留学、虐待の一つである乳幼児揺さぶられ症候群の予防研究に従事する。

2008年4月より国立保健医療科学院生涯保健部行動科学室長。2010年9月より(独)国立成育医療研究センター研究所 成育社会医学研究部 部長。2011年4月より三重大学大学院医学系研究科連携教授(成育社会医学分野)を兼務。子育てトレーニングの一つであるトリプルP(Positive Parenting Program)のレベル4認定ファシリテーター。自身も子育て真っ最中である。